フィラリア症予防、狂犬病注射のご案内
フィラリア症予防のお薬をお出しする前に、当院では血液検査を行っております。その理由は次の通りです。万が一、フィラリアに感染している状態で予防薬を飲んでしまうと、ワンちゃんの血管の中でフィアリアの寄生虫が死んでしまい、血管に詰まってしまいます。その結果、最悪の場合循環器不全を起こし、ワンちゃんが亡くなってしまうこともあります。そこで、フィラリアに感染していないかを確認することがとても大切なことなのです。ただし、現在の社会情勢をかんがみて、診察室内に入るのをためらわれる方もいらっしゃることでしょう。そこで、今年に限って特例を設けます。昨年、当院にてフィラリア症予防のお薬をお出しし、5月~11月まで忘れずに飲ませた飼い主様に限り、血液検査無しで予防薬をお出しすることも可能です。血液検査をしないリスクもご理解の上、選択肢の一つとしてご検討ください。また、狂犬病の予防注射は、診察室内に入らず駐車場でお打ちすることもできます。こちらもあわせてご検討ください。なお、当院では診察中は診察室内の窓を開けており、待合室も含めて室内に風が抜けるように十分な換気を行っていることを申し添えます。飼い主様が一番安心できる方法で、ワンちゃんの健康を守ってあげられるようお手伝いしたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。